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OrigeとKibiru

2018.5.20

福岡県の八女郡広川町のプロジェクト、ひろかわ新編集が走り出して3年目。大都会でもなければ、すごい田舎でもない。中途半端なと思いがちだが、小さな宝がたくさんあるとも読めた。繋ぎ方と紡ぎ方が鍵を握るというわけ。だから、新しい編集が必要だった。

挙げれば、久留米絣の工房がいくつもあったり、イチゴなど果樹農家が多かったり、ガーベラなどの花卉栽培も実は盛んだったり。一色に染まっていないから希薄な印象なのだろう。もちろん、そもそもの戦略的仕掛けや広報が足りないのは明白。2017年、年明けに元集会所をリノベしたKibiruが完成した。アトリエと厨房機能を持つサロンのような場になった。
この春、町にとって初のゲストハウスとなるOrigeが誕生。倉庫付きの空き家をリノベして、5つの部屋と共用スペース、ウッドデッキとマルチなホールが生まれた。5月、Origeがグランドオープン、Kibiruも一般へのレンタルなどが始まった。両拠点を使ったイベントは盛会。これまでの仕掛けが、ついに目に見えるうねりになった。ここからが本当の始まり。

多目的スペースはこの広さ。町で栽培されている花々で会場を演出。

みんなでピザを焼いたり、牛蒡コロッケをつくるワークショップも。

会場演出もワークショップ化。講師は町内のフラワーフィールドさん。

同時に一般開放を始めたKibiruでは、会場のテーブルクロスをみんなで。

母屋とホールを繋ぐ大ウッドデッキ。すべての空間設計は宗像友昭氏。

ゲストルームは、タイプ別に5つ。さっそくイベント参加者で満室。

ダイニングと厨房スペース。必要にして充分。わが家のように過ごす。

玄関を挟んで、ダイニングの反対側はリビング。ときに会議室にもなる。

by 江副 直樹 2018-5-20 20:08