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年が明けた。雪が積もることもなく、寒過ぎず、でも充分に冬で、晴れ間も覗く穏やかな新年。久しぶりに、日田の自宅に家族全員が揃った。普段は大分市内にいる女房、高2の長男、小5の次男、2匹の猫。大好きな雑煮を食べ、日本酒やワインを飲み、お参りに行った。

この日、僕は62歳になった。まごう事なき初老の域。ジョグは3年目にして、距離が伸び始めた。ボルダリングは肩を痛めたが、復活は遠からず。釣りはずっと同じ調子で日常の中にある。仕事は相変わらず忙しいが、その内容と経営については、間違いなく再考の時期。田舎に暮らしつつ、オリジナリティに富む仕事をしているつもりだが、果たしてそうなのか。
昨年は、さまざまな友人知人に刺激を受けた1年だった。時代も家族も変遷する。僕がすべき仕事が必ずあると改めて思う。ありがたい新たな出会いはそのためのプレゼント。自分にとどまらず、より大きな何かを満たすべき時合い。小さく完成した方法論を繰り返すなんてまっぴら。本年が皆様にとって、幸多き1年になりますよう、心より祈念致します。

リビングに張り子の可愛い戌がやってきた。これから1年のお付き合い。

江副家のレシピが唯一残る雑煮。いりこ出汁、白菜、鶏肉のシンプル美味。

寒ブリの刺身。僕が冊を切って、長男が盛り付け。柚子胡椒で白ご飯と。

小さな小さな鏡餅。小餅2つに庭の金柑を乗せた。ウラジロは裏山から調達。

by 江副 直樹 2018-1-1 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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