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入梅だけあって、空は鉛色になりがち。川も増水気味で、友釣りモードも空回り。

家とその周辺に、食べられる果樹があるのは、なんだかいい気分だ。果実が大きくなって、色づいてくると、味を想像したりして、意識するようになる。それが、間違いなく酸っぱい梅の実であってもだ。緑がある。花がある。そして実が生る。天の恵みは偉大だ。

村にいた頃は、果樹と言えば、柚子、梅、ブルーベリー、桑。柚子はその皮で作ったピールチョコはわが家の定番だった。柚子風呂も随分楽しんだっけ。ブルーベリーは、毎年ジャムを仕込んだ。桑は一度だけ大豊作の年があり、その甘さに虜になったものだ。桑酒も作った。梅は梅酒と梅ジュースに。買うんじゃなくて、自ら採集する喜び。忘れがたい。
新居では、ジュンベリーとブルーベリーを2本、ナツメ、そして梅を2本植えた。ジュンベリーはさっそく実をつけて、初体験の味を楽しんだ。ブルーベリーはこの夏、実るだろう。あたりを見渡せば、裏の農園にはグミが鈴なり、お向かいには杏の実、グミはいただいたが、杏はお伺いを立ててみるか。それとも、もう1本くらい何かを植えてみるのも悪くない。

明日から週末。仕事ももちろんだが、鮎の準備も手抜かりなくやっておかなければ。

美味しそうなグミ。

グミはあまり馴染みはなかったが、その美貌にはグッとくる。甘酸っぱい味わい。

お向かいの杏。

実が生るまで、何の樹かわからなかった。いかにも美味しそうな実を眺めている。

枝垂れ梅の実。

道を挟んだ境内の枝垂れ梅が可愛い実をつけた。これを見て、わが家にも植樹を決意。

ジュンベリー。

植えたばかりでまだ華奢なジュンベリー。初めて赤い実を食べたが、なかなか美味しい。

 

by 江副 直樹 2014-6-6 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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