ここから本文です

夕刻の散歩。

2015.3.18

暖かい。朝から本降り。木の芽起こしの雨などと言うらしい。ヤマメを起こしてくれ。

僕の場合、散歩は朝と相場が決まっている。早起きから1日が始まって、キッチンの片付けやPC仕事を一通り終えると、やおら外へ出たくなる。いまなら、6時過ぎから明るくなるけれど、あまり早いと光量が足りずに撮影に難儀するので、近頃は朝食後に変わっている。

なのだが、意に反して朝早い出立も当然あるわけで、そうなると朝散歩はお預けになる。でも、そのまま散歩もジムも行けないのはストレスが溜まる。現代版万歩計とも言うべき、NIKEのFuel Bandを身につけてから、動けてないのが目に見えるようになり、その傾向はいっそう強くなった。まあ、空いた時間に行けばいいか。そんなわけで夕刻散歩が解禁。
夕方の散歩は、なにより光が違う。朝とは逆向きの光線が、何の加減かわからないが、柔らかいというか弱々しいというような当たり方をする。しかし、陰影は朝よりも濃く深いような印象もあって、同じルートが随分違って見えるのである。見慣れた木々、草花が、朝とは異なる表情で佇んでいる。朝の時間が一番好きだが、ときには夕暮れも悪くない。

明日はこうげのシゴト、最後の定例会議。翌日は、熊本でトークイベント。

ヒノキの実が道に転がる。朝の散歩とは光が完全に逆。なんだか新鮮なアングル。

朝と同じなのは、人がほとんどいないこと。ノンビリ、ゆっくり散歩ができる。

朝の風景とはかなり違う。別の場所に来たような印象さえ起こる。不思議な感覚。

春夏秋冬、朝と夕。同じ風景が多様な表情を見せる。どれもが味わい深い。

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-3-18 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月