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今日、学校でエアコンを入れた。街はまだ夏の終わり。夜、村で猪の親子に遭遇。

そんな街中より一足早く、分母庵の周辺は秋模様。なかなかスケジュールはゆっくりとはならず、ノンビリ散策はしばらくお預けだが、それでも季節の移ろいは、色や音となって、目や耳に飛び込んでくる。ひと月ほど前から聞こえる鹿の啼き声が、秋の始まりを告げる。

キジの仲間であるコジュケイの甲高い声は、春からずっと馴染みがあるが、家のすぐ裏で鳴かれたりすると、季節が変わって何かが実をつけたのだろうかと想像が膨らむ。一時目立った、ムラサキツユクサが陰を潜めて、道沿いの土手には地元でミゾソバと呼ぶピンクの花が急に増えている。今年は天候の影響か、少し遅いような気がした。
毎朝クルマをUターンさせる三叉路には、僕ら地元有志が植えたヤマモミジのそばに、ヤスオさんの栗の木が実をつけている。ついこの間まで淡い緑だったのが、もう殻を開いて、熟した実が顔を出していて、早くも道に落ち始めた。すぐに拾わなければ、あっという間に猪が平らげてしまう。今年こそはお願いして、少し採らせてもらおうか。

ついにやってしまったダブルブッキング。2度となきよう、多方面にごめんなさい。

川で良く見る草花。

水気のあるところによく生える。溝の側だからミゾソバ。

栗のトゲってすごい。

夏の後半から緑のイガが目立ち始めて、秋口にはこの通り。

by 江副 直樹 2010-10-7 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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