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暖かくなった。日によっては長袖が鬱陶しくなる。GW間近といった時候。

「探検とは地図のない旅。地図は探検の後にできる」とは、ノーベル物理学賞に輝く湯川秀樹博士の至言。雑誌をめくっていて見つけ、思わず膝を打った。なにも高い山に登ったり、人跡未踏のジャングルに踏み入るばかりが探検ではない。探検は僕らの日常に存在する。

最適解だったはずの答が、周辺環境の変化で徐々に最適でなくなる。不具合が出始めて、日々に不満が溜まり、改善改革の必要性が説かれるようになる。このままではダメなことはわかった。新しいドアを開けなければならない。しかしだ。できることなら、穏やかに変化したい。失敗はできるだけしたくない。先行モデルを探せ。ロードマップを引け。等々。
改革は、すなわち探検である。探検は地図のない旅とは、泰斗湯川博士の言う通り。なのに、いざ探検に出ようとすると、綿密な地図を欲しがることのいかに多いことか。先行モデル探しは、先達の轍をわざわざ踏みたがる愚。ロードマップは、あるはずのないシナリオを欲しがる滑稽。探検なきところに真の改革はない。なにより、そんな人生は退屈すぎる。

今週末は、東京からの来客。FILTOMや筑後への案内など。地元の市議選もあるなあ。

大航海やサファリのような旅ばかりが探検ではない。僕らの日常に探検はいっぱいある。

常識の中に暮らしていると、楽ちんなのだけれど、それだけでは早晩行き詰まる。

平均的脳は安定を求めるのだろう。手続きが繰り返されるルーティンが好まれる。

これは、危険に満ちた不安定な人生のススメではない。鮮度を保つ勇気の提案である。

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-4-23 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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