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2011年、仕事始め。豪雪の九重町から雪の消えた福岡市へ。気温は上がらない。

福岡市は篠栗で、コープ九州と打ち合わせをした後、久留米に向かった。本日は、九州ちくご元気計画デザインデザイン研究会だ。講師は二俣公一氏。リノベーションをお願いし、設計中の空間を会場に、彼の仕事についてあれこれを伺う趣旨。

空間やプロダクト、幅広いデザインワークの解説を通し、常に本質的な仕事ぶりに感心し、改めて共感した。二俣氏の存在は、彼が大学にいた頃に知り、数年前に共通の友人を介して会い、依頼する具体的案件もないまま、今後力を借りたいと申し出た。その後、幸いいくつかの仕事をご一緒して、元気計画にも早く呼びたいと考えていた。
「解決と芸術」「客観と主観」といった、僕にとっても大事なキーワードが出て、時々突っ込みを入れる役回りでもあったので、僕も思うところを少し話させて貰ったりした。会場には、いろいろな立場の方々がいらっしゃったが、デザインが表層のお化粧ではないことは、 かなり伝わったのではないかと思う。ここの竣工は2月上旬の予定。

明日は同会場でアカデミックカフェ九大藤原恵洋氏九工大伊東啓太郎氏の対談。

発想の出所。

どこに向かって発想するのか、思考の成り立ちがよく見えたお話。

静かな時間。

この空間がリノベーションの対象になる。竣工がとても楽しみ。

土橋市場。

塩塚隆生氏が手がけた八女市土橋市場の空間。資料制作:白水高広

旧屋部公民館。

町谷一成氏が手がけたうきは市旧屋部公民館。資料制作:白水高広

 

by 江副 直樹 2011-1-7 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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