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霞の食べ方。

2015.6.26

重く垂れ込めた梅雨空。今日は雨に加えて風までも。高気圧の勢力増大を待つ。

世の中には、お金は汚いモノだという目線があると思う。仕事でも、暮らしでも、仕方なくそれに接して生きてはいるけれど、できることなら、そうした生臭いことから距離を置いて、過ごせたらという感情はあちこちに蔓延している。まず、そんな前段があって。

僕は、総合デザインという方法論を多用する。その際、デザインの有効性を平易に説くのに、乱暴とは思いながらも、うまくやれば儲かると言ってみたり、地域活性系のプロジェクトでは、地域の人々の欲望に火を着けるために、敢えてそれぞれの商売繁盛に取り組みましょうと言い換えてみたりする。でなければ、デザインの理解普及なんて簡単に滞るから。
一方で僕は、生きていく中で、商売のカタチと消費のカタチ、つまり経済のカタチを考え作る。そのスタイル、有り様が結果的に文化と呼ばれるのだと思っている。文化だけを特別に追い求めなくてもいい。既存の価値観に埋没せず、霞を食べるような生き方をめざしながらも、新しく心地よい経済のカタチを考えていく。僕はそんなプロデュースをしてみたい。

明日は仕事仲間が来訪。夜は友人と持ち寄りで飲み会。釣りの仕込みもしておこう。

金は大事だが、これを目的にすると間違いが起こる。んなこと言ってるからダメなのかw。

食べていけなければ死んでしまうが、生きているだけでは人生は長過ぎると思う。

ふらふらせずにしっかりしろとか言われるが、だからこそ見えてくるものもある。

僕らは、人生のデザートとも言うべき霞のために、結局生き方を考えねばならない。

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-6-26 17:05