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朝の散歩道。昨日は手がかじかみ、吐く息が白かった。秋に冬が交じり始めている。

通勤というものをあまりしたことがない。これまでの人生で、都合1年と数ヵ月。そのうち電車通勤が1年余り。フリーランスはもう25年を超えてしまった。株式会社となっても、実情は変わらない。仕事内容が毎日違う。いつも違う場所、違う人、そして違う道。

それが不安を誘う向きもあるだろうが、僕はいたって性に合っている。加えて、クルマ移動がとても多いのだけれど、現場までのルートにも好き嫌いがあって、できるだけ好みのルートでまとまればと願っていたりする。幸い現状は、格好のドライブコースを通って行ける仕事に恵まれている。正直に告白すると、そんなところを選んでいるのかも知れない。
この日は、宮崎の諸塚村に行った。日田から阿蘇の外輪山を下り、さらにもう1回駆け上がり、いくつもの峠を越えて、五ヶ瀬や椎葉といった渓流釣りの聖地を横目に、ひたすら山道を走った。昔、ダートラを囓ったこともあり、ワインディングロードにはつい血が騒ぐ。果たして、その村ではお釣りが来るほどのいい出会いがあった。絶景付きの仕事は格別。

今日は南畑ぼうぶら会議主催の南畑美術散歩で行う、シンポジウムの打合せを楽しんだ。

これは翌日の帰路に撮った写真。噴煙が上がる大阿蘇の峰の向こうに諸塚はあった。

この右手には、くじゅう連山が広がる。その少し西側を越えて下っていけば、そこが日田。

帰りは村を貫流する耳川を遡って、かつて釣りに来たことがある椎葉村を抜けてみた。

前日の午後、五ヶ瀬から飯干峠を越える際に撮った一枚。この少し先に楽しい出会いが。

 

by 江副 直樹 2014-10-17 22:10