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今朝も晴れ。このまま高気圧が勝って、取り残された梅雨明けを奪回したい。

仕事ができるできないの評価は、大きく2点に分かれると思っている。問題把握力と問題解決力。まず、なにが解決すべき問題なのかを正確に把握する。そしてそれをより良い解決に導く。前者は本質を掴む力だが、後者は能力というよりほぼ勇気である。

問題を把握するのも、もちろん容易ではない。しかし、プロデュースの現場で最もブレーキと感じるのは、問題解決の終盤に入ってからの逡巡だ。複数出てくる解決策は、品定めを受ける。それは当然なのだが、ここで理路整然と短所をあげつらい、リスク回避の方法を問い、場の空気を沈静化させて悦に入る御仁をときどき見受けることがある。
チェックが重要なのは言を待たないが、問題はいまだ解決されていないことを自覚すべきだろう。延々と続く判断。コトが動かせるのは決断のみ。決断とは、選択と取捨。選んだ長所には短所が付随し、捨てた短所には長所も残っている。長所だけの解決策を探しているとしたら、それは所詮幻想でしかない。僕はなにより「解決」をしたいのである。

今日は八女の旧大内邸で打ち合わせ。ここには、日本の大切な魂があると思う。

コースなんてない。

問題解決にコースロープなど張られていない。それを探すのは愚の骨頂。

視界不良は当たり前。

見通せないのは大前提。そこで抽象思考が鍵を握る。想像するしかないのだ。

まずは歩を進める?

どんなにシミュレーションしたって、前に行かないことには何も始まらない。

先が見えれば。

手応え、確信がアクセルになる。ポイントは感覚情報を信じられるかどうか。

by 江副 直樹 2012-7-19 22:10