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親父の幸福。

2013.3.17

朝は暖かな日射しが差していたが、徐々に天気は下り坂。小雨なら河川調査には好都合。

子供ができたのはかなり遅かった。子作りに励んだ挙げ句にというわけではなくて、いなくてもいいかと思っていたが、村へ越した途端に状況が変わった。子供は、それを待っていたんじゃないかと思わせる展開だった。その6年後、二人目を授かった。

長男と次男。年齢が行ってからの子供だから、溺愛かと思いきやさにあらず。かなり厳しく付き合ってきた。必要に応じてはためらわず手を出した。ゲーム機はいまだわが家にはない。一緒に遊んだり、共に過ごしたりは努めてしているが、子供ばかり見ていることもない。そうは言いつつ、わが子は可愛いに決まっていて、時折、そんな想いに包まれる。
2年前から、次男は幼稚園バスで通っている。朝8時前に山の上まで迎えに来ていただくのだが、その場所までの数百メートルが、僕にとっては大切な小旅行。二人で遊びながら下っていき、バスに乗ってからは、互いの姿が見えなくなるまで手を振る。子供からもらう幸福感はもうすべてもらったような気分に浸る時間。 奴は来月から小学生になる。

今週は高原の温泉宿に出掛けたら、後半は東京へ乗り込んでレクチャートークの仕事。

ちょうど朝陽が。

ちょっと待て。走り回る息子を制して、親父はシャッターを切るのであった。

この道を何度下ったか。

雨の日は雨の日の、晴れの日は晴れの日の楽しみがある。そうやろ?そよぎ。

お迎えも時々。

誰もいない村の道を二人でゆっくり歩くのはいいものだ。これはお迎えのとき。

春夏秋冬通った。

家を出るまでは戦争だが、たかだか10分程の親子の時間。もう2度と来ない日々。

by 江副 直樹 2013-3-17 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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