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思ったほど快晴続きとはならないが、今日の日射しは強烈だった。真夏の呼び水となるか。

物事をつい総合的に見てしまう習性は、もうずっと昔から。眼前の事象に連続する関連情報、つまり周辺や背景、時系列で言うなら経緯、プロセスといった事柄を、どうしても切り離しては考えられない。プロデュース稼業はなるべくしてといったところ。

いまでは確信を持って、総合だ全体だと喚いている。部分はあくまでも全体の中の部分であって、患部が部分だからと、その因果がそこにとどまることはない。すべては繋がっている。こちらの要素があちらの要素に影響を与え、その逆もまた当然。目に見えるのは個々であっても、それらを結び、小宇宙を構成する「関係」が見えることはない。
よく放つわが繰り言は、「枝をいくら集めても大木にはならない」 。花や実のある枝葉を集める所業は多いが、大切なのは幹。枝葉はそこから勝手に伸びる。そしてそれらを成り立たせるのは、深く地中に伸びる根っこである。この見えない根っこを、僕はコンセプトに喩えている。ここを感じる力を知性と呼ぶ。難しさと深さは、まさにそこにある。

明日は土曜日。晴れるかなあ。川に涼みに行くと仕事もはかどる。強くそう信じている。

朝露を見て。

毎朝、大量に朝露が降りる。大気が、森が、水に包まれている証。

木を見て。

木を見て森を見ずとは、全体観欠落の見事な表現。常に心したい。

花を見て。

美しい花にも、地中に伸びた地味な根がある。それを含んでこそ花。

何を見て。

どこをどう見ているか。視野の広さのみならず、視点が重要になる。

by 江副 直樹 2011-7-22 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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