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演芸の深み。

2014.7.20

すっかり晴れた日曜日。潔く梅雨明けといきたいところだ。日田盆地の酷暑も本番。

昨日は、先週の総会に続き、日田寶屋でヤブクグリのイベント。先に日田に参じ、好評だったヤブクグリ演芸係を引き受けた柳家小春と新たに作家石田千氏を招き、唄と踊りと朗読を楽しもうという企み。芥川賞候補に挙げられる石田氏は、このために短編を書き下ろした。

前夜は、別府山田別荘で同様のプログラムが行われた。地元の男女が参加し、石田氏の朗読の合間に、方言による台詞を担う。昨日の日田では、ヤブクグリメンバーの田中省吾氏とメンバーの妻でMC等で活躍する町谷理恵氏が登場。小説にひと味を加えた。地元の男女と墓参で繋がった都会の少年。その一巻の物語が胸に染みた。この感覚はなんだろう。
その後の、柳家小春の三味線による躍りコツコツ節。そして、端唄小唄、都々逸の披露。締めの大津絵両国は、前回でファンになり、またしても鳥肌が立った。ヤブクグリは、林業や地域の振興を掲げた有志の集まりである。それなのに、こうした演芸や宴会をとても重視している。享楽とは異なる感情の深まり。張本人たる牧野伊三夫の炯眼に拍手を送る。

明日の朝は、ぼうぶら会議とも深く関わる那珂川町の地域起こし協力隊の面接同席。

はじまりはじまり。

開会を告げる牧野伊三夫氏。ただの宴会に終わらせない教養の深さに痺れるのだ。

朗読開始直前。

朗読会の始まり〜。作品は「日向のふたり」。左から、石田、町谷、田中の出演者。

コツコツ節。

2年前の発足会の時から続くコツコツ節。柳家小春の三味線に、踊りは梶原償子先生。

大勢の来客。

寶屋大広間には、各地から大勢の方が集まってくださった。次回がいまから楽しみだ。

 

by 江副 直樹 2014-7-20 22:10