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空港へ向かう車内の温度はうなぎ上り。忘れていた真夏の日射しが思い出された。

お百姓には殊更の恵みの雨も、釣り人には恨めしい梅雨。夏の到来を告げる鮎の解禁から程なく、空は曇天に覆われる日々が続く。大量の降雨で川は大増水、釣りは当然のごとくお預けとなり、天気予報には災害警報が伴って、気分はなかなか晴れることがない。

家の前を流れる小川や、村内を流れる大肥川の水嵩や濁りを、出掛ける度にチェックをする。釣りの可否を判定する無邪気な状態ならまだしも、ときにクルマが通る橋の真下まで、濁流が押し寄せることもある。こんなときは山道の多くは、ほとんど川と化しており、こうなると本能のどこかにいつもとは異なる緊張のスイッチが入るのがわかる。
忙しい日常が続くと、ある日必ず張った糸が切れる瞬間がやって来る。 外出の用がない1日。あれをしようこれをしようと思うばかりで、気づいたら夕闇という無為の時間を過ごしてしまう。気ばかり焦って、何もできない日。しかし、これは必要なのだと思うようにしている。梅雨もまた、そんなネジを巻く時季なのだと考えることとしよう。

日生協の定例会議を終え、もう一件打ち合わせ後、最終便で福岡。明日は学校なのだ。

あでやかな花。

アジサイはトーンの落ちるこの季節にハッとするような花だと思う。

徐々に色づく。

葉が先に青々と茂り、そこから白い花弁が広がって、そして色づく。

ガクアジサイ。

子供たちを送っていく道端に咲くガクアジサイ。これはこれで美しい。

 

白も悪くない。

スクールバスのUターン場所にある白アジサイ。高貴な雰囲気の大輪。

by 江副 直樹 2011-6-21 22:10