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暑いの寒いのと言っている間に、東北地方では未曾有の大惨事が。現実とは思えない。

阪神淡路大震災のときも、珍しく家にいて、TVの実況中継を観ながら、呆然としていた。そして今回も、デスクワークに忙殺されている日の午後、Twitterに知らされてTVを点けると、まさにNHKのヘリ中継が、仙台市名取川河口の津波が映し出すその瞬間だった。

防波堤を越えた津波は、次々に家々やクルマを濁流に呑み込んでいく。画面には、動いている人影、クルマも映っている。人々には津波の襲来は見えていないと思われた。慄然。何もできない無力感。こんなときに指を咥えているだけなんて。テクノロジーがライブ映像を遠い九州で観ることを可能にした。しかし、だからこその違和感も覚える。
一方で、地震に関する第一報は、Twitterで知った。電話は固定も携帯も不通が続いているらしかったが、 Twitterでは影響を受けた東京の友人たちが、連絡を取り合っていた。善意の情報提供も相次いで、救われた人たちも多かったに違いない。最先端技術によって、僕らは自然の猛威を改めて思い知らされ、同時に助けられている。混沌の胸の内。

かつて崖崩れで失った親族、近辺にダメージを与えた台風のことなどを思い出しながら。

 

暮らしが流される。

ハイビジョンカメラは生々し過ぎる映像を容赦なく届ける。

 

技術は味方か。

Twitterは電話よりも使えたかも知れない。善意にホッとする。

by 江副 直樹 2011-3-11 23:11 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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