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昨夜は台風並みの風が吹いた。少し夏に戻り、少し秋が遠のいた。

明かる過ぎる夜は好きではない。いま暮らしているところは、地方都市の市街地のはずれ。市役所まで歩いて5分という立地なのに、夜は真っ暗になる。窓を開ければ、表通りを走るクルマの音も遠くに聞こえはするが、気にはならない。夜更けともなれば、静かなもの。

真夏の最高気温が喧伝される日田。盆地気候がそうさせるのだが、実は朝晩は気温が下がる。1日の温度差こそが盆地特有で、それは20℃を越えることもある。朝、10℃だった気温が、日中30℃まで跳ね上がる経験は、当初は信じがたかった。しかし、それは逆を言えば、灼熱の夏でも、夜は熱帯夜から解放されることも多く、夜の散歩が癖になったり。
特に、風呂上がりに、ビーサンをつっかけて、少しだけウロウロするのは実に心地いい。そこにきれいな月でも上がるなら、言うことはない。夜風が肌を撫でて、初夏ならホタルが飛んでいる。そうでなくとも、闇は気持ちを落ち着かせる。鎮守の森がそびえ、疎水のせせらぎも聞こえる。たかだか10分程の徘徊なのだが、その豊かさたるや。田舎はいいねえ。

今期は、自治体とのやり取りが改めて増えている。求められるのは、ありがたいことだ。

そばにある明かりの消えた弓道場から。街灯と我が家と隣家の常夜灯だけ。

ISO感度を最大にし、三脚をセットして撮った夜の景色。木立に隠れる月。

by 江副 直樹 2016-8-31 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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