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外は静かに雪が積もっている。明朝は恐らくこの冬一番の大雪。白い大晦日になる。

今年も残すところ後1日。長かったような気もするし、あっという間だったような気もする。公私に亘って濃密だったことは間違いない。充実もしているが、多少の疲れも自覚した。やりたい仕事ができている一方で、次なる課題も見えてきた2010年。

プロデュースという仕事は、常に希望を持っていなくては成り立たない。明かりを追い続ける仕事と言えるかも知れない。特に僕の場合、誰かの成功をなぞっているわけではなく、自分の中に灯っている希望の光を現実に導こうと心を砕いている。闇に目を塞がれないように、遠くの明かりを見失わないように、一歩一歩前に進んで行かなければならない。
階段を上がれば、新たな視界が広がっていく。しかし、そこには可能性もリスクも転がっていて、その両方をバランス良く懐に入れながら、目指す頂上に向かってルートを描く。頂上はときに雲に隠れるが、生来の能天気故に足が止まることはない。いつの間にか、仕事のスケールも大きくなってきた。その大きさにたじろぐことなく前に行きたい2011年。

雪に閉ざされるのをいいことに、今年中に終わらせるべきことを片付けるとしよう。

次につながる明かり。

ひとつの仕事が終わったと思ったら、また次の仕事へつながった。

橋を渡る、越える。

今年は瀬戸内を船で旅した。いくつかの橋をくぐり、そして渡った。

変化する意識。

クライアントの意識が変わることで、大きな変化が訪れる。

意欲がかたちになる。

意欲の深さが結果を左右する。プロデュースはその手伝いでしかない。

by 江副 直樹 2010-12-30 23:11