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出張先の東京は冷え込んでいた。戻った九州も冬の色。朝は霜が馴染みになる頃。

去年の春頃からスタートした新居建設。今年4月の竣工予定が、予想通り伸びに伸びて年内に完成かどうかという追い込みに入ってきた。夏の棟上げからコトは遅々と見えながらも、着々と進み、ついに仕上げの段階へ。このあたりで少しだけご披露しておこう。

思いもよらずわが家を建てることになった。ヤブクグリのプロデュース係になり、日田職人会ではアドバイザーになったのとほぼ同時期。時間が足りないこともわかっていたが、そこは無理を承知で設計を矢作昌生氏に依頼。加えて、立場上、日田杉や職人技の活用も試してみたくて、コーディネーターに町谷一成氏を抜擢。私的プロジェクトは始動した。
設計には全幅の信頼を置いているし、参加してくれた職人たちも凄腕揃いだが、コンセプトを共有し、共通言語を持つには、やはりそれなりの時間も必要だった。秋になってターボが入った。ディテイルが決まり始めると、現場はさらに熱を帯びてきた。基本お任せで、打合せにもあまり参加できないが、完成が待ち遠しい。引っ越し時期は神のみぞ知る。

日曜日、11/22オープンのD&DEPARTMENT福岡の皆さんとイベントの打合せ。

パブリックスペース。

家全体、大半の壁を原田進氏(左)が塗ることになった。中央左が町谷氏、右が矢作氏。

2階の書斎。

家族全員の細長い書斎。左右に長テーブルを壁付け。僕の大切な居場所。撮影:町谷一成

2階の和室。

畳の和室。大きなクローゼットとその上にロフト。外奥はウッドデッキ。撮影:町谷一成

1階のキッチン。

明るすぎない家をとお願いした。小さな窓は適度な採光と断熱を意識している。

 

by 江副 直樹 2013-11-12 22:10