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子供が通う学校の草刈り、空き瓶回収、子供会の川遊び。村で過ごした日曜日。

俗に戦略と戦術という。プロデュースは、主にこの戦略部分を構築、遂行、監修する仕事だ。遂行の過程では、複数の戦術が登場し、実行される。戦略は抽象的で、目に見えないことが多いが、それに比べて戦術は具体的で、勢い目に見えやすい。

山登りに喩えれば、登るべき山を決め、頂上というゴールを示すことが戦略。戦術は、その頂上へ至るルートのことだ。戦略的に大事なのは、どの山の頂に登るかということで、どのルートを通ってもそれは構わない。変更自由。しかし、戦略が変わるというのは、本質的な変化が興るので、原則禁止。しかし、これがなかなか守られない。
幸か不幸か、抽象段階では逡巡していたものが、具体化してくると作業がわかりやすくなって、前に進み始める。仕事をしている実感はここから強くなり、戦略はいつの間にか遠くに霞んでしまいがち。さらに、作業が蓄積してくるとつい愛着も出てきて、間違っていても修正は疎まれ、結果じわじわと背骨はきしむ。あなたは大丈夫?

明日は福岡デザイン専門学校から、先生と学生が村にやってくる。もちろん僕も参戦。

抽象は難しい。

遠くよりも近く。間接よりも直接。抽象よりも具体が好まれる。

天真爛漫はダメ。

純粋であることは尊いが、純粋さだけでは純粋は守りきれない。

戦略ってなあに?

戦術は部分。戦略は全体。しかし、戦術の総和が戦略ではない。おわかりか?

俯瞰が大事。

戦略の話は、コンセプトワークと似ていて、雑談に聞こえることがある。

by 江副 直樹 2011-8-28 22:10