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雨模様だが、暖かい。散歩のお供のダウンセーターもそろそろお役御免か。春が来る。

国の助成事業をいくつかやっている。古いものから数えると、もう8年程もやっているだろうか。長い間には、事業のルールが微妙に変わってきたり、省庁のスタンスの変化が起こることを知った。その心変わりのきっかけに、公平性についての解釈の違いがある。

公金だから、国民に公平に使ってもらわなければならない。一見正しいが、結果の公平性は当事者の意欲に拠ることで、保証などできない。意欲の有無と無関係に結果を約束することはあり得ない。助成事業とはサポートであって、金のばらまきではないだろう。公平とは、機会の平等だと思う。僕が関わる複数のプロジェクトで良く使っている言葉がある。
「健全なえこひいき」。サポートは意欲に応じてという視点、それを堂々と伝える姿勢だ。いくつものプロジェクトで感じることは、意欲や覚悟のある個人や企業が成果を出す。助成事業とは、そうした意欲や成果の後押しに使われるべきなのだ。そこを曖昧にして、表層の公平性に拘泥し、結果成果が上がらないのはこれぞ公金の無駄遣いだと思うのである。

今日はこうげのシゴト定例会議。夜は元気計画の送別会。東へ西へ。変わらずウロウロ。

石の上にも。

意欲と覚悟がすべてを決める。助成事業はそこを助ける仕組みでなければならない。

障害は付きもの。

努力もなしにうまく行くわけがない。難関を突破するのは覚悟を持った本人だけ。

つぼみに氷雨。

自ら花開く強いエネルギーがあるならば、少々のことは乗り越えられるはずだ。

それは長い階段かも。

物事の成就は、ほぼ想像より遠く高い。視線を飛ばしながらも足下から一歩ずつ。

by 江副 直樹 2014-2-26 22:10