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序列と抑揚。

2015.6.14

曇ったり、ぱらついたり。雨は隙を窺いながら、夏は足踏み。

商品と情報と空間。プロデュースの具現化の段階で、僕が常道としている総合デザイン。色の3原則のごとく、この3要素を同時に磨いていけば、成功の確率は大幅に上がる。中でも、情報のデザインは、僕の意識において、年々その重要度を増しているように思える。

成果の乏しい多くの情報発信には、共通の欠点がある。商品情報にしろ企業情報にしろ、ありったけのメリットを並べようとする。あれもいいし、これもいい、それらをひたすら並べてしまうのである。メリットは多ければ多いほどいい。気を許すとそんな気もしてくるが、その実それは落とし穴だ。メリットは、てんこ盛りにすると、意外や威力はそがれる。
売りが見えなくなって、メッセージは聞こえなくなる。情報には強弱が必要なのだ。序列があって始めて情報は鮮明になる。序列を決めることで、情報の先端は尖り、それは胸に刺さる。後は、退屈にならぬよう抑揚を旨とする表現を心がける。それにしても、序列を決めるのは結局決断になる。それを鍛えるには、取捨選択の炯眼を鍛えるしかないのである。

今日は日曜日返上で、FILTOMミーティング。販促、広報、新会社設立について。

あれもこれもは、人情としては理解できるが、整理をしなければ前進はない。

話題の断捨離がそうであるように、序列を付けるのは決断に他ならない。

抑揚のないストーリー、抑揚のないメッセージ。退屈を持ち込んだら一巻の終わり。

序列と抑揚はこちら都合の返上、相手に情報を届けるための配慮である。

 

 

 

by 江副 直樹 2015-6-14 22:10