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ここのところ、気温がずっと20度を超えている。半袖の心地よさを思い出したり。

色の乏しかった草地に、次々と花が咲く。堰を切ったようにと言いたくなるほど、春は日に日に勢いを増していく。柔らかな朝陽の中でそれらを眺めていると、いつの間にか穏やかな気分にさせられる。大輪の花もいいが、小さな花の、しかもその集まりは悪くない。

視覚的な美しさもいいけれど、小が集合して、全体をつくっている事実に惹かれるところがある。組織にしても、自治体にしても、それ自体が大きくなってしまうよりも、小さな要素が繋がって全体を構成するほうが、小規模のメリットと大規模のメリットを、どちらも享受しやすいのではないかと思っている。そんなこともあって、群落には興味を覚える。
もっとも、群れることには非常に嫌悪感が強い。いたずらに孤高を気取る気は毛頭ないが、和して同ぜず、集えども群れずは、僕の中ではとても大事な見識だ。地表に広がる小さな花々を間近に見ていると、個々の立派な造型には改めて感心する。それぞれが充実して、連携を取ることがこの美しさを生むのだろう。小さき花、しばしの妄想に遊んでみた。

生協では某プロジェクト。九州ちくご元気計画は、実現事業最終年へ本格スタート。

小さなスミレの群れ。

スミレはいろんな種類が咲く。名も知らぬ間に咲いては消えていく花々。

わずか2〜3ミリ。

意識しないととても目にはとまらない極小の花。ひとつの直径わずか2〜3ミリ。

ナズナの花。

春の七草ももうすぐだが、その一種ナズナ。ペンペン草のほうが通りがいい。

高原にはまだ。

平地では盛りを過ぎたオオイヌノフグリも、標高の高い高原ではいまだピーク。

by 江副 直樹 2012-4-16 22:10