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紅葉はもう終盤。赤や黄や常緑の緑も交じって、毎日が眼福。楽しすぎる。

ずっと行きたいと思いながら、なかなか足を運べなかった国東半島芸術祭に、ようやく出掛けることができた。こうげのシゴトの定例会議が午前中で終わり、クルマを飛ばし南下した。曇天で風が強かったけれど、人の少ない平日のちょうどいいタイミング。

アートを語れるほどアートを見ていない。けれど、当然興味はあって、途切れることなく、機会あるごとに楽しんでいる。アートはなくても生きていけるが、触れることでその人生は何倍も豊かになる。アートは既成の価値観を揺さぶるもの、リセットし、更新させてくれるもの。直截な利便ではないけれど、脳のOSに奥深い刺激を与える。さて国東やいかに。
今回はすべてを見る時間がなく、真玉プロジェクト千燈プロジェクトに照準を絞った。前者は、存在が気になっている猪子寿之氏による映像と音の作品。後者は、全作品中、最も見てみたかったアントニー・ゴームリー氏の人体像。仏教の地、国東の、しかも僧侶が修行する峰道に置かれた鉄の彫像。論争を巻き起こしたこの作品は、深く深く心身に染みた。

明日はサガン鳥栖×浦和レッズ戦を観に行く。故郷東峰村の友人たちもやって来る。

花の開花から散りゆくまでが、センサーに反応しつつ、音と共にループ映像で流れる。

風と曇り空の下、真玉の海は魅力的な表情を作っていた。これまたアートに見える。

作者の分身が仏教の聖地に立って、遠く東を見つめる。僕はこれが一番好き。

曇ってはいたが、充分に圧倒された。晴れれば、山口や愛媛が見えるらしい。絶景。

by 江副 直樹 2014-11-30 22:10