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暖かい。ダウンセーターはクルマに残して行こう。このまま桜ではあるまいが。

春はこうして歩を進める。寒くなったり、暖かくなったり。二歩進んでは、一歩下がるペースで、季節はうつろう。わかりきったことではあるが、春は毎年ここを通ってやって来る。考えてみると、もう生まれて57回目の春。同じごとき春なれど。

変化の多い人生かもしれない。これまで、遠く先まで見通せることはなかったし、これからもないだろう。不安定と言えばそうだが、スリリングと言えばそうとも思える。今年の春がそうだからといって、来年の春も必ずそうだという保証はどこにもない。まあ、どなたの人生も実はすべてそうなんだけれど、相対的にこちらのほうが落ち着きはない。
30年前は米屋だった。20年前はコピーライターをやっていた。10年前はプロデューサーを名乗っていた。幸か不幸か、10年後のいまも呼称は変わらない。村に住んでからは12回目の春となる。その間に子どもが2人、家族に加わった。魚釣りは相変わらずだが、日々の暮らしは微妙に変化をしている。来年の今ごろは、どこでなにを考えているだろうか?

週末は国東のプロジェクトにお招きを受け、九州ちくご元気計画のことを話す。

夜明けが早くなる。

秋を過ぎれば、一日は長くなる。春が近づく頃には、朝陽の勢いも増す。

春は朝霧が多い。

春雨の後に霧が出ることが多い。冬のそれと異なり、寒さはぐっと薄れる。

梅の花は次々と。

平地より遥かに遅い梅の開花も、一度開き始めると堰を切ったような勢い。

足下には山椿。

気温上昇と関係があるのかないのか。椿の落花が激しくなるような気がする。

by 江副 直樹 2012-3-22 22:10