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日田は24℃まで気温が上昇。周辺は次々と芽吹く若葉が眩しい。初夏はそこまで。

九州ちくご元気計画を卒業した。元気計画は、厚生労働省の雇用創出事業だ。雇用創出の前段である商売繁盛を刺激する手法が、いまも多方面から注目浴びている。それが昨年の春以降、厚労省の指導に変化が起こった。プロジェクトが始まって5年。予想外の終末。

会計検査院のチェックの厳格化を理由に、それまでは、優良事例に祭り上げられていたにも関わらず、手のひらを返したごとくの方向転換。矢継ぎ早の修正が始まった。元気計画の事務局もまた、直接の委託元である福岡労働局に対し、反論を試みるも及ばず、参加者の個別具体的な案件をサポートする、いわゆるちくご方式が、公平性に欠けると否定された。
プロデューサーはその運営に不可欠と説明してきたがために、擁護できなくなった由。関係者の尽力は知っているが、どうしても理不尽な印象は拭えない。厚労省筋から、仕組みを作った僕へのヒアリングはなかったし、直接の意見交換も叶わなかった。結果の平等を言い出すなら、助成制度など止めれば良い。必要なのは、意欲に応じた健全なえこひいきだ。
そもそも制度に不備が多いのは周知だったが、地域の創意工夫を期待する委託事業と謳われており、柔軟解釈をもって成果を出してきた。それが、杓子定規な指摘で覆される滑稽さ。最終年度に入った元気計画。現場はいまも厚労省の宗旨替えに翻弄されているが、プロジェクト自体は本来の主役である地域の皆さんを助けるべく奮闘中。引き続きのご協力を。

この方法論には確信を持った。僕はその伝播を視野に、次を見据えて動き始めよう。

事務局は頑張ったが。

難度の高い仕事ではある。参加者も講師もスタッフもいつもギリギリだった。

長く短い5年間。

たくさんの方が関わった。いつのまにか同じ事業では、国内最大規模になっていた。

講師も多士済々。

これをきっかけに行政系の地域活性の仕事が増えた。感ずるところはいまも多々。

主役は地域の人。

意欲ある筑後の皆さんをどうサポートするか。そこに知恵を絞ってきた5年間だった。

 

by 江副 直樹 2014-4-15 22:10