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寒の戻り。東北はいかばかりか。自分は自分のできることをと言い聞かせる。

九州縦貫道を移動中、鹿児島の自治体が震災地へ派遣したとみられる、消防と救急の10数台の隊列を追い越した。整然と走る一群を見ていて鳥肌が立った。人を助けるプロフェッショナルの集団がそこにいる。尊い仕事はあるものだ。

優しい社会ができればいいと思っている。人が人に、人が環境に。僕ならずとも、多くの人がそう望んでいることだろう。ただ、だからといって、それは優しさだけでは成し得ないと考えている。みなが優しくなれればいいのだろうが、優しさは余裕の産物であることを忘れないほうがいい。僕らはまず強くならなければならないと思う。
強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。これは、私立探偵フィリップ・マーロウの 有名すぎる台詞だが、けだし名言だ。この度の東北関東大震災のような極限状態はもちろんだが、そうでない日常の中にも、この台詞を思い出すべき瞬間が度々ある。もっともっと強くなりたい。もっと優しくなるために。

なにかの偶然だろうか。さまざまな状況が大きく変化している。気味が悪いほどだ。

伝えたい。

ときに、弱さが優しさに見えることがある。見誤るな。

強い子供に。

体力と知力、身体と精神。強くなって困ることはない。

優しい子供に。

情けは人のためならず。巡り巡って僕らは優しさに救われる。

気持ちの作り方。

花を召しませ、召しませ花を。花を捧げる心はきっと通じる。

 

by 江副 直樹 2011-3-23 23:11