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今朝はムカゴを初収穫。散歩の時間はすっかりいい気候になった。快適。

この感覚については、何度も形を変えて、言葉を換えて言及している。わざわざこんなタイトルつけるのは、余計な引き出しはまったく余計ではなくて、ないと困る必須のことなんだとの結論もすぐに見えてくるのだが、何度も言いたくなる気分だけは、どうも弱まらない。

すぐには役立たないかも知れないが、いつか役に立ちそうなもの。即効性はないが、じわじわと薬効が現れる薬。特定の何かには効果は見えないが、すべての基礎となる体力。同様に一般教養と専門教育。OSとアプリケーション。短期的販促ではない長期的ブランディング。等々。因果関係の短いわかりやすいものばかりが重宝される傾向は、知性からの退却。
余白のないレイアウト。遊びのないハンドル。ユーモアのない会話。曲がりくねった田舎道と直線の高規格道路。紆余曲折の人生とストレートなそれ。などとも相似形かも知れない。僕らは目に見えやすいものばかりを大事にして、本当に大切な宝を置き去りしているのではないか。世紀の発明は、常に分厚い基礎研究の蓄積から生まれる事実を想い起こしたい。

今週から始まった大阪通い。まずはEGおおさかの地域経済コンシェルジェ研修から。

秋風が吹くと野葡萄が色付いてくる。道草の効能は染み渡る小さな感動。

よそ見の先には星と翡翠色の蜘蛛。胸の奥の方で心地よいざわつきがあった。

 

 

by 江副 直樹 2015-9-30 22:10