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マッハッタンは小雨。家族の体調を鑑み、スケジュールを変更。休日に。

昨夜はこの旅のメインイベント。在米45年のKさんに再会した。10年前の訪問時、SOHOのアートイベントで初めてお目に掛かり、その後ネットで投句や選句を行うネット句会にお誘いいただいた。ご職業も正確に知らず、袖をすり合ったほどの邂逅が、今ここに至った。

僕には、惹かれる人のタイプがある。知的で感性鋭い個性派。やんちゃなら言うことなし。Kさんにはずっとそんな気配を感じていた。俳句では何度も唸らされた。改めて伺うと、画家でらっしゃること。1960年代からこの国で生きてこられたこと。なにより、酒を交わしながらの会話が、それ以上の確かで心地よい印象を刻んだ。僕は出会いに恵まれている。
今回は奥様T子さんも同伴。外国の投資銀行で活躍されるが、そんなハードさは微塵も感じさせない大和撫子。The Hotel Chelseaの老舗スペイン料理店EL Quijote。僅か数時間ではあったけれど、美味しく楽しい、極上の夜だった。NYは決して大好きな都市ではないが、こんな人たちが住むのなら、好きになれるかも知れないと思った。旅は人に会いに行く。

明後日の夕方には出国。家族で随分歩いた旅だった。帰れば怒濤の仕事が待っている。

ご招待いただいたのは、老舗ホテルの一角、1930年代創業のロブスターの店。旨かった。

少し遅刻をしたのだが、お二人はカクテルを飲んでお待ちだった。マティーニが似合う。

その人、Kさん。凛として雅な日本人。こうありたい。NYでそんなことを思う不思議。

オーナーがメイン州から運ぶロブスター。ちょっと癖になる美味、歯ごたえ。ご馳走様。

奥様T子さん。日本の商社から渡米してキャリアを積まれ、Kさんと出会った由。

この旅では、教え子にも会った。在米6年目のH。伝説の居眠りをする女の子がいまや。

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誰と何を食べるかはとても重要だ。会話の楽しさと食事の美味しさはバランスが肝心。

そこに誰が住むかによって、場所の印象は大きく変わる。マッハッタンを擁するNYもまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-4-3 22:10