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東京日帰りで、昨夜は福岡に投宿。ずっと雨模様だった。朝の散歩が恋しい。

紅葉の走りは、ハゼの赤。鎮守の森にひときわ赤い葉が目立ってくると秋のはじまり。それから、モミジが色変わりを始めると、堰を切ったようにさまざまな木々が赤くなったり、黄色くなったり。朝の散歩の楽しみが大きくなって、日毎ドキドキし始める。

ピークを迎える頃には、モミジの赤は頂点となって、梢の一部はもう落葉が始まっている。少し遅れるように、大器晩成のイチョウが黄色の存在感を増してくる。大木の多いイチョウの黄変は、遠目にも鮮やかで、モミジの赤と相まって、神社の周辺を彩っていく。盛りを過ぎゆく紅葉には、落葉の醍醐味というのもある。ここから始まる第二幕。
朝、夜のうちに風が吹いたのか、道々に森の中にたくさんの落ち葉が積み重なる。最初は点々と。それが徐々に面となり、折り重なる。赤を強めたまま次々に落ちてきて、一帯は赤く赤く染まっていく。ふわふわ、ふかふか。さながらレッドカーペット。樹のそばに現れた束の間の落ち葉の絨毯を、独り占めしながらゆっくり踏みしめる。極楽極楽。

今日は生協の会議に始まって、学校で学生と過ごした後、知人の写真展に。

地面に落ちた直後の真っ赤なモミジ。まだ瑞々しく、朝陽を受けて輝いている。

幹を囲むように敷き詰められた赤いモミジ。数日もすれば、色は徐々に失われる。

樹によって微妙に色合いが異なる。こちらは少し淡い赤に黄色も交じっている。

大木のモミジから舞い降りた大量の落葉。淡い色が奏功して見事なピンクに。

by 江副 直樹 2014-12-4 22:10