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昨晩から雨模様。もうこの時期になったら、雪のほうがいい。降り過ぎも困るけれど。

今回のタイトルを何にしようか、しばらく逡巡した。「初動と加速」は、堅い。「日常ができるまで」は、まあ悪くない。でも、一番言いたいことからすれば、この表題でと思い直した。そう、日々の仕事の奥底にずっと溜まっていく澱のようなモノについて。

新しいことに取り組む現場で、よく言われることがある。まず考えていることがわからない。イメージができない、等々。いくつものプロジェクトでそれを経験してきた。だが、未知の領域は抽象にならざるを得ない。想像の中で組み立てるしかない。初動の難しさはここに極まる。そこをなんとか転がしていくと、大小の成果物が現れるようになる。
つまり、目に見えるようになる。すると、途端に周囲が動き出す。問題はここから先。仕事のルーチン化が始まるのだ。加速のためには不可欠のプロセスで、組織化もその範疇に入るのだが、怖いのはそれでコトが成就するとの誤解の蔓延。僕はこれをルーチンに沈むと呼び、激しく警戒している。 ルーチンは必要条件だが充分条件ではないのである。

今日は山口県宇部市で、地域活性化について喋った。なにがしかの刺激になれば幸甚。

徐々に見えてくる。

最初は混沌の渦。茫洋としているが、それを徐々に可視化させるのである。

指示待ちは辛い。

指示がなければ動けないのは、クリエイティブでないことの明確な証。

用意された道はない。

新たなことを起こす際には、そこに道はない。障害があるのが当たり前。

光明が見えた。

遠くに鮮やかな光明が見えると、そこに惹かれてついつい突っ走ってしまう。

by 江副 直樹 2012-12-22 22:10