ここから本文です

日田は霧雨。カッパを羽織ってゆっくり走る。最後の紅葉が雨に濡れる。

地元で長期的なプロジェクトを動かすことはまずない。お声がけいただくのはだいたい遠方で、何年も通い続けるパターンが多い。そんな中、ヒタモノつくりは例外だった。面識ができた市長に、当時総合プロデュースをしていた九州ちくご元気計画の話をした。

複数のプロジェクトの経験から、地域への刺激としては、実に有効だと感じていた。果たして、準備が始まり事業がスタートした。2013年の初夏のことである。ところが、事業の制約が突然厳しくなった。雇用創出事業を利用し、商品開発や広報計画のサポートを通じ、地域の皆さんの後押しをする腹づもりが、講座を基本とする内容に方向転換が強いられた。
なれば、講座の質量を上げる方向で組み立て、多くの一流講師を招聘し、年間約100講座を開催。だが、座学の限界は自ずとある。それでも、意欲ある地域の皆さんとたくさん繋がった。いただいた腕利きの講師陣とのご縁は途切れない。プロジェクトは来春で終わるが、この間蒔いた種をどう育てるか。なんらかの継承事業の発足を願わずにはいられない。

日常業務に加え、先月から自分で2テーマ9講座を受け持ったので、高密度のスケジュール。

僕の最後の講座では、皆さんが呼びかけて記念撮影と相成った。講師冥利。

未来への扉は、意欲のあるところでしか開かない。意欲さえあれば何とかなる。

 

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-12-15 22:10