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昔、モータースポーツをちょっとだけ囓ったときに、クルマのメカニズムについても、多少理解を深めることになった。エンジン、シャシー、サスペンション。原則的なことばかりだが、そうかそうやってクルマって走るのかと、腑に落ちることがいくつもあった。

例えばトルク。正確には、ねじれモーメントというらしいが、実感としては回転力だろうか。アクセルを踏み、一旦、吹き上げたエンジンの回転数がすぐに落ちるか否か。レーサーはアクセルの動きに敏感に対応するが、ファミリーカーは落ちにくく運転がしやすい。エンジンのストロークの長短や、フライホイール(弾み車)の重さによって決まってくる。
プロジェクトもまたこのトルク維持が鍵。アクセルの踏みっぱなしでは息切れ必至。展開の安定感が欲しいのだが、ここに障害が現れる。最も多いのは、異動による空中分解や緻密さを欠いた引き継ぎ。これでおおよそ加速が鈍る。アイドリングさえばらつくこともある。これは意識と意欲のばらつきに相当。ここ数年、時々アタマを横切るトルク維持について。

タコメーターさえなくなった現smart。回転数は把握しておきたい。

1948年にデビューしたシトロエン2CV。わずか2馬力。思想の力。

by 江副 直樹 2018-7-25 7:07 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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