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日曜日。週末は寝坊することにしているが、今朝は地元大原の溝掃除。午前7時開始。

同じタイトルできっと以前にも書いた。なあに、構うものか。この季節に気を惹かれる何気ない遊びがある。植物の中にはどういう訳か、鞘が弾けて種を飛ばす種類がある。ホウセンカ、カタバミに次いで、ここのところ特にお気に入りなのがムラサキケマンだ。

綿毛を広げて、気球よろしく空を飛ぶもの。動物の毛皮に付いて、遠くへ運んでもらうもの。なんという仕組み、なんという造型。植物学では、これをストラテジーと言うらしい。僕が仕事で力説する「戦略」は、植物の世界では逞しく定着しているようなのだ。タンポポの種を飛ばすのも楽しいが、ムラサキケマンの弾け具合と来たら、他を寄せ付けない。
ホウセンカもカタバミも、指や掌で触ると、小気味良く鞘が収縮して弾け、中の小さな種が飛び出てくる。それが手に当たって、なんとも楽しくて次々に弾けさせる。ムラサキケマンは村暮らしで知った。弾ける力は最も強く、鞘は一瞬にして縦に真っ二つに裂けて、直径1mmほどの無数の種が飛び散るのである。やってもやっても飽きない初夏の遊び。

世間は直にゴールデンウィーク。毎年、遠出をせず、宿題をこなして静かに過ごす。

上から見ると新鮮。

花を上から見るとこんな感じ。家の周辺にたくさん生える。種が待ち遠しい。

実はきれいな花。

時季が重なるショカッサイと共に、この季節を彩る。道端、空き地、どこにでも。

そして種になる。

開花の期間は短くて、あっという間にこんな種になる。そろそろいいかも。

ネギのごとく。

弾けるとくるくる丸まって、まるで薬味のネギ。手のひらで包んで弾けさせる。

by 江副 直樹 2014-4-27 23:11