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昨夜来のまとまった雨が、木々の落葉を急がせている。気温はそんなには下がらなかった。

出張じゃない限りは、毎朝の散歩が日課になった。30分ほどのささやかな散策だが、風景は一度として同じものなく、季節の移ろいを肌で感じながら、欠かせない一時になっている。今なら7時頃、散歩用の出で立ちもそろい、いつものデジカメとともに外へ出る。

僕が好きなのは、朝焼けの空なのだが、ここのところ、紅葉の移り変わりをずっと見ている。ひと月ほど前から始まった紅葉は、もはや終盤、落葉もそろそろエンディングを迎える様相だ。周年濃緑のスギ・ヒノキが多い一帯だが、植樹や放置林が幸いして雑木の勢いが増しているように思える。この時季、年を追うごとに赤や黄色が目立ってきた。
現在分母庵は借家だが、近い将来購入したら、すぐ裏のスギ林を伐採し、数種の雑木に植え替える計画だ。もっと高原エリアに行くと、見事なクヌギ林に遭遇する。シンプルな葉色のはずが、その色具合の奥深いこと。濃淡に光の加減が重なって、それは美しい。九州の山は植林比率が高い。しかし、そろそろ住む家の周辺くらいは雑木を取り戻したいものだ。

昨日は国東の新プロジェクトで少し喋った。明日は今年最後の集落の祭り、山の神。

大好きな黄色。

この周辺はギンナン採集の目的で、イチョウがあちこちに植わっている。

自ら植えた広葉樹。

もう何年前か。地元有志で400本近い植樹をした。その名残が紅葉する。

秘密の散歩道。

ここだけはクヌギやモミジの中を歩く。山全体がこうなればいいのに。

事務所から。

2階の事務所スペースからは、お向かいの鮮やかな紅葉を拝むことができる。

by 江副 直樹 2011-12-3 21:09